▼ ニュースのポイント
①ハコベルが「ハコベル 配車計画」を開発し、6月より提供を開始する。
②「ハコベル 配車計画」は、出荷情報に対する配車の最適プランを自動算出し、柔軟に変更できる。
③「ハコベル 配車計画」を先行導入した日本ロジテムでは、業務効率化やペーパーレス化が実証された。
「ハコベル 配車計画」を開発
ハコベルは6月6日、あらゆる出荷情報を考慮して最適なプランを自動で算出する「ハコベル 配車計画」を6月より提供すると発表した。
配車計画業務は、荷物量、輸送方法の組み合わせ(トラックの種類、路線便とチャーターなど)、輸送可能重量、届け先条件、輸送費など、全ての条件を考慮して最適プランを立てる複雑な業務だ。このため、依然として属人化された業務だった。
同社は、この課題を解決しようと「ハコベル 配車計画」を開発した。
日本ロジテムに先行提供し業務効率化を実証
「ハコベル 配車計画」は、AIを活用し、出荷情報に対する梱包サイズ、重量、届け先条件、輸送費、配送可能重量などを考慮して最適なプランを自動で算出。
自動算出結果に対し、出荷情報の追加による再計算や、チャーターから路線便への変更、運送会社の変更などを柔軟に行うことができ、配送コストの最小化、業務の標準化・高速化を実現する。
同社では、「ハコベル 配車計画」を物流大手の日本ロジテムに先行提供し、業務効率化の検証を共同で実施した。
その結果、配車計画とその周辺業務工数が51%削減し、ペーパーレス化による紙の使用量を33%削減。配車計画担当者変更後も品質を安定して維持したとしている。
また、今回の「ハコベル 配車計画」と提供済みの「ハコベル 配車管理」とを組み合わせることで、配車計画から車両の手配まで全てのデジタル化が可能になるとしている。
(画像はプレスリリースより)
ハコベル ニュースリリース
https://www.hacobell.com/news/jf42_c5uj2-p▼ 会社概要
ハコベルは物流のシェアリングプラットフォーム 「ハコベル」を運営する企業。
社名:ハコベル株式会社
代表取締役:狭間 健志
所在地:東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビル1F