▼ニュースのポイント
①Whoscallは迷惑電話・SMS対策アプリ「Whoscall」において、「URLスキャン」機能を提供開始した
②URLスキャン機能は、URLの危険度を判定して、詐欺被害を防ぐ機能だ。
③Whoscallアプリを最新版にアップデートし、アプリ内にあるURLスキャンをクリックしてURLを入力すれば、「危険」「疑わしい」「安全」などのレベルで判定結果が表示される。
詐欺被害を防ぐためのさらなる一手
5月29日、Whoscallは自社が提供するアプリ「Whoscall」において、「URLスキャン」機能を提供開始した。
Whoscallは、迷惑電話・SMS対策アプリである。電話帳に未登録の電話番号を、26億件ものデータベースを基に、迷惑電話か否かを識別し、ブロックしてくれる。
同アプリでは、特殊詐欺対策として「SMSアシスタント機能」を提供してきた。この機能は、詐欺業者からの着信判別やSMSへの詐欺メッセージを自動判別するというものである。
今回提供開始したURLスキャン機能は、URLの危険度を判定して、詐欺被害を防ぐ機能だ。
増加するフィッシング詐欺への対策
近年、公的機関や宅配業者、ECサイトなどからのメールやSMSを装い、偽のウェブサイトへ誘導して、個人情報やクレジットカード情報を入力させる「フィッシング詐欺」が増加している。
詐欺業者はAIを活用して、説得力がありクリック率の高い文章の生成や、詐欺に使うURLを量産するなどしており、消費者がフィッシングURLをクリックする可能性が高まっているのが現状だ。
今回リリースしたURLスキャン機能では、メールやSMSに届いたURLが、詐欺URLであるか否かを判別できるというもの。
Whoscallアプリを最新版にアップデートし、アプリ内にあるURLスキャンをクリックしてURLを入力すれば、「危険」「疑わしい」「安全」などのレベルで判定結果が表示される。
リスクがあるURLと判定された際には、クリックを避けるよう注意喚起を行う。
(画像はプレスリリースより)
Whoscall プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
電話番号識別サービス「Whoscall」の運営から開発までを手掛けている企業。
会社名:Whoscall株式会社
代表:郭建甫
所在地:福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next