▼ ニュースのポイント
①Gaia Visionが無料版の気候変動リスク分析プラットフォーム「Climate Vision Lite」をリリース。
②グローバル対応で、将来気候シナリオ分析などにも対応している。
③長期的な気候変動に対する企業戦略に役立てることができる。
「Climate Vision Lite」をリリース
Gaia Visionは5月26日、気候変動リスク分析プラットフォーム「Climate Vision」の無料版、「Climate Vision Lite」をリリースした。これにより企業は、洪水による浸水リスクや気候変動を考慮した今後のリスクを分析でき、マネジメントに役立てることができるとしている。
日本国内では国や自治体からハザードマップが提供されているが、産業界では、「表示が一部地域に限られている」や「将来気候変動が考慮されていない」などに課題意識を持っていた。
グローバル対応で将来の気候変動にも対応
今回の「Climate Vision Lite」は、グローバル対応で、将来気候シナリオ分析などにも対応した気候変動リスク分析プラットフォーム。有料版に比べ解像度に制限が設けられているが、将来気候シナリオ分析の手始めとして十分利用できるツールという。
「Climate Vision Lite」では、将来気候変動が進行した際の洪水リスクマップも表示できるため、さまざまな企業にて、長期的な気候変動に対する戦略に役立てることができる。
自社の拠点の洪水・浸水リスクを理解することで、サステナビリティ情報開示、社内の災害対策検討、BCP検討、社内での合意形成などに活用できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
Gaia Vision ニュースリリース
https://www.gaia-vision.co.jp/news/1201/▼ 会社概要
Gaia Visionは、気候科学専門の東大発スタートアップ。東京大学の高精度洪水シミュレーション技術などを用い、気候リスク分析プラットフォームClimate Visionを提供している。
社名:株式会社Gaia Vision
代表取締役:北祐樹
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23-4 桑野ビル2階