▼ ニュースのポイント
① 奥村組に「PKSHA Chatbot」に導入
② ユーザーが自ら問題を解決できる情報公開を実現できる設計
③ Microsoft Teamsやインシデント管理ツールと連携
既存システムとの連携を鑑みた運用性の高さなどを評価
PKSHA Technologyのグループ傘下PKSHA Workplaceが、奥村組に「PKSHA Chatbot」に導入し、共同運営を開始したことを5月24日に発表している。
奥村組においては、ヘルプデスクが一次窓口を担い、問い合わせ内容を解決できない場合は、ICT統括センターが引き継いで対応・解決していた。しかし、その内容がヘルプデスクに共有できておらず対応範囲が広がらないことや、人件費の増加などの課題があった。
そこでシステム部門でのナレッジ共有と、ユーザーが自ら問題を解決できる情報公開を実現できる設計を求めた結果、AI対話エンジンの対応精度と既存システムとの連携を鑑みた運用性の高さを評価し、今回「PKSHA Chatbot」を導入するに至っている。
定着しているMicrosoft Teamsと連携
「PKSHA Chatbot」は顧客自動対応チャットボットで、深層学習・自然言語処理(NLP)を活用したAI対話エンジンが採用されている。
奥村組では定着しているMicrosoft Teamsや、インシデント管理ツールと連携。同ツールに蓄積された問い合わせ情報の有効活用が進められている。
また、チャットボットに問い合わせが多いFAQを設置して、試験導入を実施。翌月には全社展開され、問い合わせ対応の効率向上・ナレッジの蓄積に加え、24時間問い合わせが可能になるなど、多角的な生産性向上が見込まれている。
(画像はプレスリリースより)
PKSHA Technology プレスリリース
https://www.pkshatech.com/news/20230524/PKSHA Technologyのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000022705.html▼ 会社概要
PKSHA Technologyは、自然言語処理、機械学習/深層学習技術に関わるアルゴリズムを研究開発し、PKSHA AI SaaS製品として社会実装を進めている。
会社名: 株式会社PKSHA Technology
代表取締役:上野山 勝也
本社所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F