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動物のいたみ研究会とCarelogyが「猫が痛みを抱えている表情を検出するAI」を共同開発 「痛みの表情」の有無を90%以上判別

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動物のいたみ研究会とCarelogyが「猫が痛みを抱えている表情を検出するAI」を共同開発 「痛みの表情」の有無を90%以上判別

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▼ ニュースのポイント
①動物のいたみ研究会とCarelogyが「猫が痛みを抱えている表情を検出するAI」を共同開発。
②猫の写真から表情をAIで分析。
③「痛みの表情」の有無を90%以上の精度で判別。

猫は痛みを隠す傾向があり痛みに気づきにくい
 動物のいたみ研究会とCarelogyは5月16日、「猫が痛みを抱えている表情を検出するAI」(Cat Pain Detector、略称 CPD)を共同開発したと発表した。

猫


 猫は痛みを隠す傾向があるため、犬に比べ疼痛を抱えていることに気づきにくいとされている。これまで紹介されていた「猫の痛みを判断する」方法も、主観的評価によるものがほとんどだった。

 そこで両者は、猫の急性痛を検出しようと、「猫が痛みを抱えていると表情に変化が起きる」ことに着目し、痛みを抱えているかどうかを判別できるツールの開発を開始。

 今回、猫の写真から表情をAIで分析することで、「痛みの表情」の有無を90%以上判別できるアプリの開発に成功した。

無料で利用可能 動物病院に行くきっかけに
 今回のCPDでは、猫の顔の写真をアップロードすることで、数秒以内に「痛みの表情」があるか否かを判別できる。

 CPDは、飼い主が日常的に使用できるよう、動物のいたみ研究会の公式ホームページ・Facebook、Carelogy のホームページからアクセスでき、無料で利用できるようになっている。

 両者は、飼い主が猫の痛みに気づき、動物病院に行くきっかけに活用して欲しいとしている。また、主に急性痛を検出するためにCPDを開発したが、今後は慢性痛も検出できる機能を搭載する予定としている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

動物のいたみ研究会 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000121914.html



▼ 研究会概要
動物のいたみ研究会は、「動物も痛みに気づいて解放してあげること」を使命とし、動物の「痛み」に関する普及や啓発活動を実施している。

研究会名:動物のいたみ研究会
代表:枝村 一弥(日本大学)
所在地:鳥取県倉吉市八屋214-10 公益財団法人動物臨床医学研究所内


▼ 会社概要
Carelogyは医療業界を主軸にAIソリューションを提供している。

社名:株式会社Carelogy(ケアロジー)
代表取締役:崎岡 豪
所在地:東京都中央区銀座8-15-10 銀座ダイヤビル1012


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