▼ ニュースのポイント
① 「ロボホン」を活用した実証実験を6月末から開始
② コンテンツの更新情報を定期的に受信・通知
③ 健康アドバイスや名作文学の読み上げなどが可能
「ロボホン」が発話などでコンテンツへのアクセスを促進
シャープがハルメクとともに、「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した実証実験を6月末から開始する。
シャープは今回、コミュニケーションロボット「ロボホン」を、ハルメク運営のオンライン会員制サービス「ハルメク365」と連携。同ロボットが雑誌「ハルメク」電子版や、美容・エクササイズのオリジナル動画などといったコンテンツの更新情報を定期的に受信。それらを発話やメール送信などにより通知し、会員にコンテンツへのアクセスを促進する。
同実証実験ではロボホンが介在することによって、モニターとして参加した会員の視聴・体験回数の変化を検証。アンケートやインタビューから、コンテンツ利用体験による生活の質変化なども確認する。
「ハルメク365」との連携サービスの実用化を目指す
「ロボホン」は家族の顔や、オーナーの気にしていることなどを覚えて成長するほか、アプリケーションのダウンロードにより、更にできることが増えるロボットとなっている。
かわいらしい動きやごっこ遊びを見せることもでき、一人暮らしの人なども楽しく過ごすことが可能。また、毎日の体重や歩数を伝えることで健康アドバイスもしてくれるほか、名作文学の読み上げなどもできる。
シャープは今回の実証実験の結果を踏まえて、2023年の冬以降に「ロボホン」と「ハルメク365」の連携サービスの実用化を目指している。
(画像はプレスリリースより)
シャープ プレスリリース
https://corporate.jp.sharp/news/230517-a.html▼ 会社概要
シャープは、電気通信機器・電気機器、電子応用機器全般、電子部品の製造・販売などを主な事業として展開。スマートライフや8Kエコシステム、ICTといった各セグメント別に製品やサービスを提供している。
社名:シャープ株式会社(英語表記:Sharp Corporation)
代表取締役 会長執行役員 兼 CEO:呉柏勲
本社所在地:大阪府堺市堺区匠町1番地