▼ ニュースのポイント
①findが「落とし物クラウドfind」を京王電鉄に正式提供。
②LINEのチャットで落とし物の問い合わせができ、AIで画像を自動照合する。
③実証実験では、落とし主から好評で、忘れ物対応業務を1/3削減し、返還率は3倍になった。
チャットとAIを活用したサービス
findは5月1日から、チャットで落とし物の問い合わせができる「落とし物クラウドfind」を京王電鉄に正式提供する。
「落とし物クラウドfind」は、LINEのチャットで気軽に落とし物の問い合わせができ、AIで画像を自動照合できるサービス。落とし物がマッチングした際には自動通知される。
これにより、落とし主の悩みや不安を解消し、落とし物対応や管理に関わる業務の効率化も可能となる。
京王電鉄の同サービスでは、利用時間が平日・土休日 9:00~22:00 (22:00~9:00 自動受付のみ)で、京王線・井の頭線の駅施設や電車内での落とし物を対象に問い合わせができる。
落とし物対応業務を1/3削減、返還率は3倍に
同社では2023年2月1日から、京王電鉄にて「落とし物クラウドfind」の実証実験を実施し、落とし主の利便性向上や係員の落とし物業務に関する業務削減の効果を検証してきた。
その結果、落とし主からは気軽に問い合わせができることが評価され、LINEでいつでも問い合わせできることで電話がなかなかつながらないという問題も解決できた。
また、京王電鉄では全線で落とし物の問い合わせ対応業務を3分の1程度削減することができたという。さらに、類似品が多い傘や手袋なども見つかりやすくなったため、忘れ物の返還率も従来の約3倍になったとしている。
(画像はプレスリリースより)
find ニュースリリース
https://www.finds.co.jp/archives/2064▼ 会社概要
findは「落とし物クラウドfind」の開発・提供を行っている。
社名:株式会社find
代表取締役:高島 彬
所在地:東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T. 日本橋富沢町