▼ ニュースのポイント
①Googleが千葉県印西市に日本初のデータセンターを開設。
②日本のデジタル化を支援する取り組み「デジタル未来構想」の一貫として開設。
③環境への影響を最小限にした設計がされている。
日本のデジタル化を支援する取り組みとして開設
Google Japanは4月13日、千葉県印西市に日本初となるデータセンターを開設し、開所式を行った。同データセンターにより、Googleのツール・サービスへのアクセスが高速・安定化するとしている。
今回のデータセンターは、同社による日本のデジタル化を支援する取り組み「デジタル未来構想」の一貫として開設された。
この取り組みでは、デジタルの恩恵を多くの人に広げるため、2024年までに総額1,000億円が投資され、インフラへの貢献やデジタルトレーニングの提供などが行われる。
同社では、データセンターの開設に併せ、印西市や千葉県に住む児童生徒を対象に、非営利団体を通じてプログラミングなどのデジタル教育活動を支援するとしている。
環境への影響を最小限に設計
同社は、事業運営でのカーボンニュートラルを2007年に達成し、2017年以降は、再生可能エネルギーを使用。2030年までには、全てのオフィスとデータセンターの事業を24時間365日、カーボンフリーエネルギーで運営することを目標としている。
そのため今回のデータセンターも、平均より高い温度で稼働し、冷却用のエネルギー消費を節約。寒冷期は外気を利用する冷却システムを用いることで、環境への影響を最小限に抑えている。
(画像はプレスリリースより)
Google ニュースリリース
https://japan.googleblog.com/2023/04/DataCenter.html▼ 会社概要
グーグル合同会社はGoogleの日本法人。2001年8月、アメリカ国外で初めての現地法人として設立された。
社名:グーグル合同会社
代表取締役:奥山真司
所在地:東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム