▼ ニュースのポイント
① AIヘルプデスク for Microsoft Teamsの運用を開始
② AIチャットボットの回答精度の高いことなどが導入の理由に
③ AIヘルプデスク内で新たなFAQとして知見を蓄積
社員が解決できる問い合わせチャネルとフローを簡略化
PKSHA Technologyのグループ企業であるPKSHA Workplaceが、清水建設とともにAIヘルプデスク for Microsoft Teams(AIヘルプデスク)の運用を、2月から開始した。
清水建設では人事・総務など、バックオフィス業務への問い合わせ増加が該当部門の負荷となっており、社員が自ら解決できる問い合わせチャネルと、フローの簡略化を図り、問い合わせ側と回答側双方の生産性向上を目指していた。
そこで既存のMicrosoft Teams上で問い合わせの管理・分析、そしてAIでの自動対応ができるほか、AIチャットボットの回答精度の高さなどを踏まえ、清水建設がAIヘルプデスクの導入を決定するに至っている。
AIヘルプデスク内で新たなFAQとして知見を蓄積
PKSHA Workplaceは今後、人事・総務領域の問い合わせ対応の窓口統一と自動対応を進めるとともに、AIでは回答不可で人が対応していた問い合わせ内容を、AIヘルプデスク内で新たなFAQとして知見を蓄積する。
他部門での展開も視野に入っており、属人的なノウハウの可視化や、建設業界ならではの技術継承などにも活路を見いだしている。
(画像はプレスリリースより)
PKSHA Technology
https://www.pkshatech.com/PKSHA Technologyのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000022705.html▼ 会社概要
PKSHA Technologyは、自然言語処理、機械学習/深層学習技術に関わるアルゴリズムを研究開発し、PKSHA AI SaaS製品として社会実装を進めている。
会社名: 株式会社PKSHA Technology
代表取締役:上野山 勝也
本社所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F