▼ ニュースのポイント
①グッドパッチが対話型人工知能技術を活用した新機能「Strap AI」を開発。
②オンラインホワイトボード上のエレメント・テキストからAIが案を生成。
③セキュリティに配慮、作業やコミュニケーションの効率化と共創。
リアルタイムで図解やテキスト情報の共同編集
クライアントのビジネスをデザインで前進させるグッドパッチが、オンラインホワイトボードサービス「Strap(ストラップ)」に対話型人工知能(AI)技術を活用した新機能「Strap AI」を開発したことを4月14日に発表している。
StrapはOpenAI社の言語モデルを活用し、ユーザーの作成する情報からAIが生成して提案する機能が追加となった。4月13日からBeta版が公開されている。
情報を共有・作業する空間をオンラインで実現
Strapは、リモートコラボレーションの可能性を広げるオンラインホワイトボード。図解やテキスト情報の共同編集がリアルタイムで可能なため、個人とチームの作業・コミュニケーションの効率化を促進する。
Beta版には、キャッチコピー、ツリー構造のアイデアブレスト作成など4つのAIアシスタント機能を追加。ユーザーがStrap上に付箋やテキストボックスなどのエレメントを作成してテキストを入力すると、実行したいAI機能をクリックするだけでAIが案を生成する。
ユーザーが作成した情報からアクションを実行
入力情報からアイデアブレストを生成し、複数の要素に分解してタスクを提示してくれる。情報からコメントが生成され調査やアイデアを共有・抽出しデザインへ落とし込み、付箋を要約した内容が提案される。
Strapで入力された内容がAIの学習や改善に利用されないよう情報漏えいのリスクを低減するなど、セキュリティに配慮した仕様となっている。今後は、ユーザーからの反応を踏まえて開発・拡張などが行われ正式リリースの時期が検討される。
(画像はプレスリリースより)
グッドパッチ プレスリリース
https://goodpatch.com/news/2023-04-strap-ai-beta▼ 会社概要
グッドパッチは、UI・UXデザインやビジネスモデルデザイン、ブランド体験デザイン、組織デザイン、ソフトウェア開発などを手がけるデザインカンパニー。
社名:株式会社グッドパッチ
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