▼ニュースのポイント
①アクト・ノードは「アクト・アップ」において、「ブロイラー体重推定AI」の精度やデータ活用機能が、実用レベルまで達したことを発表。
②アクト・アップは、農業や畜産、水産養殖における生産活動を記録するアプリ。
③同アプリでは、ブロイラー体重推定AI機能をベータ版で提供してきたが、有用なレベルに達したことを確認できたため、正式な機能として利用可能になる。
ベータ版機能が実用レベルに至る
4月12日、アクト・ノードは自社が提供する「アクト・アップ」において、「ブロイラー体重推定AI」の精度やデータ活用機能が、実用レベルまで達したことを発表した。
アクト・アップは、農業や畜産、水産養殖における生産活動を記録するアプリであり、グループ内でデータ共有も可能なアプリだ。
生産現場において、作業から資材、環境、生育状況などの情報を1つのアプリで管理することができるクラウドサービスで、現場での記録を楽にするために誕生した。
人が行う重労働をAIが代わりにやってくれる
これまで、同アプリでは、ブロイラー体重推定AI機能をベータ版で提供してきたが、ブロイラー生産者に実用評価をしてもらったところ、有用なレベルに達したことを確認できたため、正式な機能として利用可能になる。
現在、ブロイラーの体重計測は人が行っている。重労働であるにもかかわらず、平均体重の推定精度が高くないことから、同機能の開発が急がれていた。
アクト・アップの「ブロイラー体重推定AI」は、鶏舎の天井に設置しているWebカメラから得た画像で、ブロイラーの体重を推定して記録。ブロイラーの育成期間は約50日だが、その期間中連続して画像を撮影し、解析して体重の推定を行う。
1時間に平均246羽を検出した上に、統計処理も行うことから、高精度に平均体重を推定できる。
(画像はプレスリリースより)

アクト・ノード プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
農業・畜産・水産養殖向けクラウド「アクト・アップ」の企画から開発、運用までを手掛ける企業。
会社名:株式会社アクト・ノード
代表:百津 正樹
所在地:神奈川県 横浜市 戸塚区南舞岡4-27-15