▼ ニュースのポイント
①アッペンジャパンが3つの製品・サービスを発表。
②大規模なデータを扱う課題を解決、生成AIアプリケーションの構築を可能にした。
③人間のフィードバックで強化学習、生成AIに不可欠な機能。
人間のフィードバックで価値観にあわせた結果
AIライフサイクルのための高品質データの提供などを手がけるアッペンの日本法人アッペンジャパンが、生成AIアプリケーションの構築を可能にする3つの製品・サービスを4月4日に発表している。
発表されたのは「人間のフィードバックによる強化学習」、「ドキュメント・インテリジェンス」、「自然言語処理(NLP)モデルの系列ラベリング」。企業がAIを活用した体験をエンドユーザーに提供できるようにすることを目的に開発された。
顧客のニーズを予測
ヒューマンリソースを活用しChatGPTや大規模な言語モデルでの偏りや幻覚のリスクには、人間のフィードバックによる強化学習で対処して生成する。
構造化されていないドキュメントから、重要なインサイトを抽出するドキュメント・インテリジェンスは、あらゆる文書を99%という高い精度でAI開発データのソースとして活用できる。
正確で倫理的な出力を保証
自然言語処理(NLP)モデルの自動系列ラベリングでは、生成AI機能とゼロショットや少ないショット数の学習法の活用によりデータアノテーションを高速化。データに自動的・効率的なアノテーション付けをすることが可能となった。
アッペンジャパンのAIトレーニングスペシャリストが人的にランク付けを行うことで、正確で偏りなくレビューされた回答を顧客が生成できる。また、アノテーションされたデータセットをレビューすることで品質と精度が保証される。
これまで大規模なデータを扱う上で課題となっていた、使えないデータの存在や複雑なデータ準備の必要性、不完全なデータの存在、洗練されたデータパイプラインの欠如などの解決につなげる。
(画像はプレスリリースより)
アッペンジャパン プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000109811.html▼ 会社概要
アッペンジャパンは、データニーズに応える製品やサービスなど、業界に特化したAIソリューションを開発・提供する企業。
社名:アッペンジャパン(Appen Japan)株式会社
代表取締役:吉崎 哲郎
所在地:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 9F