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大日本印刷らが「AI支援胸部がん検診読影システム」の運用をスタート 放射線科専門医の負担を軽減し高精度の読影を実現する

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大日本印刷らが「AI支援胸部がん検診読影システム」の運用をスタート 放射線科専門医の負担を軽減し高精度の読影を実現する

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▼ニュースのポイント
①大日本印刷とイリモトメディカルは、今月から「AI支援胸部がん検診読影システム」の運用をスタートした。
②同システムは、2社が共同開発を行った。
③専門医師による読影とAI処理を並列で実施し、再度読影が必要な画像をピックアップすることにより、読影の質を向上させ、効率化を実現する。

3月から運用をスタート
 3月22日、大日本印刷とイリモトメディカルは、今月から「AI支援胸部がん検診読影システム」の運用をスタートしたことを発表した。

 2社は資本提携しており、肺がんの可能性がある結節影候補域を検出する技術として、AI支援胸部がん検診読影システムを共同開発した。

 このシステムは、放射線科専門医の負担を軽減し、高精度の読影を実現する。

AI支援胸部がん検診読影システム


遠隔読影のニーズが高まっている
 近年、通信ネットワークが著しい発達を見せている。

 そのような中、健康診断などで撮影した胸部X線画像などを、検診機関から放射線科専門医のいる機関へ送って読影する、遠隔読影のニーズが高まっている。遠隔読影のニーズには、AIを活用した読影業務のサポートに対する期待も寄せられている。

 そこで大日本印刷とイリモトメディカルは、共同開発したAI支援胸部がん検診読影システムの運用をスタートすることに決めた。

 同システムでは、専門医師による読影とAI処理を並列で実施し、その結果から再度読影が必要な画像をピックアップする。その画像を医師が再び読影することにより、読影の質を向上させ、効率化を実現する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

大日本印刷 プレスリリース
https://www.dnp.co.jp


▼会社概要
出版イノベーション事業や情報イノベーション事業、イメージングコミュニケーション事業などを展開する企業。


会社名:大日本印刷株式会社
代表:北島 義斉
所在地:東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号


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