▼ ニュースのポイント
①グラファーがサービスプラットフォーム「Graffer AI Studio」を発表。
②企業内で大規模言語モデル(LLM)などの生成AI活用。
③セキュリティ・コンプライアンス・データガバナンスを担保。
高いセキュリティとコンプライアンスを担保
Webサービスの開発や運用を手がけるグラファーが、企業向け統合サービスプラットフォーム「Graffer AI Studio」のクローズドβ版の提供を開始したことを3月24日に発表している。
同サービスは、大規模言語モデル(LLM)などの生成AI技術の活用により生産性とイノベーションを加速する。
利用ログを取得・保持・モニタリング
Graffer AI Studio は、企業のAI変革を支援する統合サービスプラットフォームで、セキュリティやコンプライアンス、データガバナンスが担保され、生成AIの利用環境のほか各種システムを統合するツールキットが利用できる。
プロンプトエンジアリングのノウハウ、プロンプトのテンプレート、各種業務機能を拡充して生成AIをさまざまな業務に適用。GPTなどのLLMを活用したチャットを企業内のユーザーが利用できる。
社員一人ひとりにアカウントが発行されSSOによる認証と、ユーザーごとに利用権限・利用量の設定が可能となる。
ナレッジをメンバー間で共有
Graffer AI Studioは、プログラミングや機械学習に関する専門的な知識がなくても使える生成AI。企業は日本語で利用できるので活用の可能性は広がる。
当面はクローズドβ版として一部の企業に提供され、今後のサービス提供については決まり次第となる。
(画像はプレスリリースより)
グラファー プレスリリース
https://graffer.jp/news/4389▼ 会社概要
グラファーは、市民中心のデジタル行政サービスを実現するため、市民と行政職員の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提案する企業。自治体にオンライン手続き案内、オンライン申請、窓口予約などのサービスを提供している。
社名:株式会社グラファー
代表取締役:石井 大地
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷1-5-8 ジュニア―千駄ヶ谷ビル2F