▼ニュースのポイント
①Empathの「JamRoll」と、Zoom Video Communicationsの「ZoomPhone」が連携した。
②IP電話は月額利用料と通話料が必要なため、架電によりコストが増加してしまうケースが発生する。
③今回の連携により、IP電話による架電に比べると、電話代を1/3から1/4程度の費用に抑えることが可能になった。
2つのソリューションを連携
3月20日、Empathは自社が提供する「JamRoll」を、Zoom Video Communicationsが提供する「ZoomPhone」を連携したことを発表した。
JamRollは、オンライン会議を自動で録画、整理、分析を行う商談解析AIだ。ZoomPhoneは、ビジネス向けのクラウド型電話サービスである。
この2つを連携させることにより、IP電話での架電よりも安価に、通話の録音から文字起こしまでを行えるようになった。
コスト削減と応対品質の向上を叶える
インサイド・セールス業務では、IP電話を使って営業を行うことが多い。しかし、IP電話は、月額利用料と通話料が必要なため、架電によりコストが増加してしまうケースが発生する。
同社はそのような課題を解決すべく、通話料を含め、定額で利用できるZoomPhoneとJamRollの連携を決めた。
この連携により、IP電話による架電に比べると、電話代を1/3から1/4程度の費用に抑えることが可能になった。
また、感情解析AIによる、通話相手の「ポジティブ・ネガティブ判定」を行うことで、相手の感情を可視化し、通話内容のポイントを振り返ることができる。
今回の連携により、アポ獲得単価のコスト削減と応対品質の向上を同時に叶えることが可能になった。
(画像はプレスリリースより)
Empath プレスリリース
https://www.webempath.com/jpn-news/zoomphone▼会社概要
音声認識や会話解析などの音声分野で活用するAIの研究から開発までを行っている企業。
会社名:株式会社Empath
代表:下地 貴明 山崎 はずむ
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-16-3メイゾン原宿502