シェア型賃貸住宅で実証実験
1月15日、ゴールデンバーグは自社が開発や運営を行う「Smart Retail Technology de GO(以下、スマリテ)」の実証実験をスタートしたことを発表した。
この実証実験は「サッポロ不動産開発社」が保有する、東京都渋谷区に位置する「シェビア恵比寿」内にあるシェア型賃貸住宅で行われる。
共有スペースにスマリテを設置し、利用状況や販売動向をチェックするだけでなく、常設後の運営方法などを検証するため実験だ。
好きな時にキャッシュレスで買い物
スマリテはAI搭載型無人販売機。
ユーザーが自身のスマートフォンに買い物アプリ「スマリテ」をダウンロード後、決済アプリにひも付けをすると無人販売機内の商品をキャッシュレスでいつでも好きな時に購入することができる。
専用サーバーと無人販売機が在庫情報や販売状況を通信し、リアルタイムで情報を得ることが可能。ここから得た情報を基に消費者ニーズに沿った商品陳列が可能になる。
この無人販売機は賞味期限管理監視機能や、温度監視機能が搭載されているだけでなく、販売や在庫の管理、価格コントロールまでできるため、完全無人で運用することができるのだ。
運用にかかるランニングコストを抑えると良い製品を低価格で販売することができるようになる。
また、食品ロスや高齢者買い物不便などの現代日本が抱える課題解決に貢献できるのではないかと期待が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)

ゴールデンバーグ社 プレスリリース
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