▼ニュースのポイント
①日立ソリューションズは5月18日から「DatuBIM」を販売スタートする。
②Datumateと日立ソリューションズがDatuBIMの販売代理店契約を締結したことにより、日本での提供を実現した。
③国が3次元データの活用を推進しており、ドローン測量や3次元データを活用した施工進捗管理への需要が増大している。
建設・土木工事現場にデジタル技術を導入
5月17日、日立ソリューションズは5月18日から「DatuBIM」を販売スタートすることを発表した。
イスラエルに本社を構えるDatumateと日立ソリューションズがDatuBIMの販売代理店契約を締結したことにより、日本での提供を実現。
近年、日本では建設・土木工事現場において、若年層の労働者不足が深刻化している。
そのため、建設・土木工事現場にデジタル技術を導入し、生産性の向上や働き方改革に取り組んでいる企業が増加している。
土木工事における測量や調査、設計、施工、検査などの工程だけでなく、維持管理や更新までを含む全ての工程において、3次元データの活用を国が推進しており、ドローン測量や3次元データを活用した施工進捗管理への需要が増大しているのが現状だ。
初心者でも操作しやすい仕様
今回、同社が提供開始するDatuBIMは、ドローンで土木工事現場を撮影した画像から自動で3次元データを生成し、分析や共有することができるクラウドサービス。
クラウド上に撮影した画像をアップロード後、3次元化したい対象範囲を指定しマーカーを設定するだけで、AIアルゴリズムが高速で3次元データを生成してくれるのである。
撮影画像の重複や過不足に対してはアラートが表示され、マーカーを設置する際はガイド表示されるなど、初心者でも操作しやすい仕様になっている。
データがクラウド上で管理されているため、遠隔地からでも現場の状況を容易に把握できるところも大きなポイントだ。
(画像はプレスリリースより)
日立ソリューションズ プレスリリース
https://www.hitachi-solutions.co.jp/▼会社概要
ソフトウェア・サービス事業 や情報処理機器販売事業を手掛ける企業。
会社名:株式会社日立ソリューションズ
代表:山本 二雄
本社所在地:東京都品川区東品川4丁目12番7号