▼ ニュースのポイント
①ケイスリーの特許技術「ナッジAI」がWHO主催のコンペ「WHO Western Pacific Innovation Challenge」で入賞した。
②同コンペには世界468事業が応募し、29の事業が表彰された。
③同社は行動科学を応用した「ナッジAI」による忌避解消のための個別勧奨が高評価を受け表彰された。
468応募事業の中から選出
ケイスリーは5月23日、世界保健機関WHOが主催する「WHO Western Pacific Innovation Challenge」にて、同社の特許技術「ナッジAI」が「Innovation Challenge Winners」に選出されたと発表した。
「WHO Western Pacific Innovation Challenge」は、WHO西太平洋地域加盟国における公衆衛生上の課題を解決するソリューションを発掘しようと開催されたもので、今回が初となる。
今回は、同地域の重要な課題である「COVID-19 innovation」、「universal health coverage」など5つの分野が応募対象となり、世界各国の468事業が応募。この中から持続性、効率性、包摂性に優れた29の事業が受賞した。
行動科学の応用でワクチン忌避を解消
同社は、「COVID-19 innovation」分野にて、個別化エンジン「ナッジAI」を用いたワクチン忌避解消のための個別勧奨が高評価を受け選出された。
同社では、行動科学と機械学習の活用により、市民コミュニケーションの強化に向けたプロダクトの開発などを行っている。このため、行動科学の知見により改善が証明されている「ワクチン忌避」に着目したという。
(画像はプレスリリースより)
ケイスリー ニュースリリース
https://www.k-three.org/▼ 会社概要
ケイスリーは、行動科学と機械学習を用い、市民コミュニケーションを強化するプロダクトの開発・運営や付随する業務などを行っている。
社名:ケイスリー株式会社
代表取締役:幸地正樹
所在地:東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水P210