▼ ニュースのポイント
①バカンが渋谷ヒカリエShinQsにAI・IoTを活用した「AirKnock Ads」を提供。
②スマートフォンなどからトイレの空き情報を確認。
③トイレの混雑抑制、急病人の把握、館内の回遊性向上へ。
利用者にやさしい空間と業務効率化
収集した空き情報を解析してサービスを提供するバカンは5月18日、渋谷ヒカリエShinQsにトイレの長時間利用抑制サービス「AirKnock Ads(エアーノックアッズ)」と、空き情報可視化IoTサービス「Throne(スローン)」の提供を4月から開始していると発表した。
同サービスは、スマートフォンでトイレの空き情報を確認して利用することで混雑抑制や利用者の満足度向上を目指している。
長時間利用の抑制とメッセージを発信
「AirKnock Ads」は、トイレ個室内の壁面に設置した10インチ程度のデジタルサイネージに動画広告を配信する。ドアのセンサーに反応して約30秒間の動画を再生。広告は滞在時間や混雑状況により調整可能で、閲覧回数のデータなどは配信期間終了後に把握できる。
トイレデータの活用・リスク低減へ
同じくセンサーで検知する「Throne」は、トイレの空き情報をリアルタイムに可視化するサービス。空き情報や混雑状況をAIが解析してスマートフォンやサイネージに配信する。利用頻度や使用時間などのデータ蓄積により、効率的な清掃・備品管理につなげる。
また、利用者の満足度アップへの環境作り、混みづらい階へのトイレ誘導による回遊性向上、長時間の利用をリアルタイムに検知・通知することで急病人などの早期把握も期待できる。
(画像はプレスリリースより)
バカン プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000255.000018933.html▼ 会社概要
バカンは、さまざまな空き情報をIoT、AIの活用により収集・解析。可視化のほか混雑の抑制・管理なども行い、空きデータを起点にDXサービスを提供している企業。
社名:株式会社バカン
代表取締役:河野 剛進
所在地:東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル2階