▼ニュースのポイント
①ワントゥーテンは表情分析機能を搭載した、AIエージェントなどのDXソリューション群を開発した。
②このソリューション群は「超ダ・ヴィンチストア by KADOKAWA」のために開発されたものである。
③ユーザーの表情を読み取ってその時の気分に適した本を紹介したり、サイネージを活用したバーチャル空間で本を選んだりすることができるソリューション群を開発した。
未来の書店のために開発
4月29日、ワントゥーテンは表情分析機能を搭載した、AIエージェントなどのDXソリューション群を開発したことを発表した。
このソリューション群は未来の書店をコンセプトに据えた「超ダ・ヴィンチストア by KADOKAWA」のために開発されたもの。
コミックを中心に電子書籍の市場規模は年々拡大しているが、実店舗の書店は減少傾向にある。
そこでKADOKAWAは、出版と書店の共存を叶えるため、超ダ・ヴィンチストア by KADOKAWAを立ち上げた。
この未来の書店はAIがユーザーへ本を紹介するというもので、「ニコニコ超会議2022」に出展された。
ユーザーの表情を読み取ってその時の気分に適した本を紹介したり、サイネージを活用したバーチャル空間で本を選んだりすることができる。
表情分析機能を搭載したAIエージェント
今回、ワントゥーテンは超ダ・ヴィンチストアのために、表情分析機能を搭載したAIエージェントや、リアルタイムで陳列内容が変わるデジタルサイネージ書棚、プロジェクションマッピング演出などを開発。
AIエージェント「ナツネイタ― Powered by Akinator」は、本の内容をあらかじめAIが解析しておき、ユーザーの表情解析や会話内容から、ユーザーに適した本を提案する。
ワントゥーテンが開発したソリューション群は、来店動機を高めることに貢献するだけでなく、即時性や省力化などで書店におけるDXを促進させるのではないかと期待が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)
ワントゥーテン プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
クリエイティブとテクノロジーを掛け合わせ、社会課題の解決に貢献する企業。
XRやAIに注力しており、プラットフォームやソリューション、独自コンテンツの提供などを行っている。
会社名:株式会社ワントゥーテン
代表:澤邊芳明
所在地:京都市下京区烏丸通四条下ル 水銀屋町620番地COCON烏丸4階