▼ニュースのポイント
①エクサウィザーズは大阪大学と共同で、消化器がん患者に対しAIを活用したリハビリ支援プログラムを提供し、術後のアウトカム向上への有用性を検証するための実証をスタートしたことを発表した。
②この実証は、これまで周術期のリハビリが提供されていない消化器がんの患者に対し、同社が培ってきたノウハウを用いて、オンラインでのがん患者リハビリ支援プログラムを受けてもらうというもの。
③リハビリの効果測定は一般的な検査と、エクサホームケアが提供する歩行解析AIを使った、身体機能評価を行う。
共同で実証をスタート
4月11日、エクサウィザーズは大阪大学と共同で、消化器がん患者に対しAIを活用したリハビリ支援プログラムを提供し、術後のアウトカム向上への有用性を検証するための実証をスタートしたことを発表した。
一定期間検証を行った後、他のがんに対する適用の可能性や、製薬や保険などでも活用できないかを検討する。
医療資源不足に立ち向かう
医療現場では、医療資源の不足が叫ばれている。
そのため、入院から手術、社会復帰までの周術期におけるリハビリを、十分に提供することが難しいという課題が存在している。
今回の実証は、これまで周術期のリハビリが提供されていない消化器がんの患者に対し、同社が培ってきたノウハウを用いて、オンラインでのがん患者リハビリ支援プログラムを受けてもらうというもの。
リハビリの効果測定は一般的な検査と、エクサホームケアが提供する歩行解析AIを使った、身体機能評価を行う。
オンラインでのがん患者リハビリ支援プログラムの大きな特徴は、入院や受診をしなくても受けられるところである。
AI解析を活用することで、必要な量のリハビリを受けることが可能だ。
今後は、AIを活用した要因分析や、結果に基づいた支援アプリの開発も行う見通しとなっている。
(画像はプレスリリースより)
エクサウィザーズ プレスリリース
https://exawizards.com/archives/19560▼会社概要
AIを利活用したサービスを開発し、産業革新と社会課題の解決を目指している企業。
会社名:株式会社エクサウィザーズ
代表:石山洸
所在地:東京都港区東新橋1丁目9-2 汐留住友ビル 21階