▼ニュースのポイント
①オムロンは「OKAO Vision 顔認証マスク対応版 ソフトウェアライブラリ」の提供を4月20日からスタートすることを発表した。
②同ソリューションにはAI・ディープラーニング技術を搭載しており、マスクをしたままでも対象人物の特定を可能にした。
③また、逆光などにより顔認証が難しい環境においても、高速で高精度な顔の検出と認識を実現している。
マスクをしたままでOK
4月19日、オムロンは「OKAO Vision 顔認証マスク対応版 ソフトウェアライブラリ」の提供を4月20日からスタートすることを発表した。
同社は1995年から顔画像センシング技術である「OKAO Vision」の開発に着手。
世の中のニーズに沿って、顔検出や顔認証だけでなく、視線・まぶた・口の開閉検出や笑顔度推定などの機能を搭載しており、この技術を幅広いアプリケーションに提供してきた。
マスク着用が日常化し、新たな課題が生まれる
新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、マスクの着用は日常化した。
しかし、顔認証を活用したセキュリティシステムにおいては、マスクをしたままではセキュリティ解除がスムーズに行えないという課題が生まれている。
そこで同社はそのような課題を解決すべく、OKAO Vision 顔認証マスク対応版 ソフトウェアライブラリをリリースした。
同ソリューションにはAI・ディープラーニング技術を搭載しており、マスクをしたままでも対象人物の特定を可能にした。
また、逆光などにより顔認証が難しい環境においても、高速で高精度な顔の検出と認識を実現している。
(画像はプレスリリースより)
オムロン プレスリリース
https://www.omron.com▼会社概要
制御機器事業、電子部品事業、社会システム事業、ヘルスケア事業などを手掛ける企業。
会社名:オムロン株式会社
代表:山田 義仁
所在地:京都市下京区塩小路通堀川東入