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シャープが8Kの3DCGで表現する手法を新たに開発、圧倒的な表現力を文化・教育領域で応用可能に

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シャープが8Kの3DCGで表現する手法を新たに開発、圧倒的な表現力を文化・教育領域で応用可能に

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▼ ニュースのポイント
① 構造色を高精細8Kの3DCGで表現する手法を開発
② 美術品や工芸品、文化財などを8K解像度で3DCG化
③ 市販の油滴天目茶碗で表面の微細構造による光の干渉を分析

高精細8Kの3DCGで表現する手法を開発
 シャープマーケティングジャパンが構造色を高精細8Kの3DCGで表現する手法を開発したと、3月14日に発表している。

 色素や顔料による発色とは異なり、物体自体は固有の色を持たず、物体表面の微細な構造によって特定の波長範囲の光が反射されることによる発色現象が構造色で、見る角度などによって色が変化することが特徴となっている。

 今回シャープマーケティングジャパンは、学校法人法政大学 情報科学部 ディジタルメディア学科 実世界指向メディア研究室の小池崇文教授の協力を得て、同手法を開発。シャープマーケティングジャパンとシャープは、同手法を活用することで美術品や工芸品、文化財などを8K解像度で3DCG化。8Kディスプレイ上で細部まで鑑賞を可能にする「8Kインタラクティブミュージアム」も開発し、圧倒的な表現力を文化・教育領域で応用可能にした。

8Kインタラクティブミュージアム


油滴天目茶碗で表面の微細構造による光の干渉を分析
 同手法の開発においては小池崇文教授の協力を得て、市販の油滴天目茶碗で表面の微細構造による光の干渉を分析。光の当たり方で変化する色の再現方法について、検証を繰り返してきた。

 同手法によって構造色を含むコンテンツ開発が可能になったほか、8Kの表現力の向上にもつながった。シャープマーケティングジャパンは今後も、「8Kインタラクティブミュージアム」のコンテンツ拡充を進めるほか、文化資源の8Kデジタルアーカイブ化の促進に寄与していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

シャープ プレスリリース
https://corporate.jp.sharp/news/220314-b.html

▼ 会社概要
シャープは、電気通信機器・電気機器、電子応用機器全般、電子部品の製造・販売などを主な事業として展開。スマートライフや8Kエコシステム、ICTといった各セグメント別に製品やサービスを提供している。

社名:シャープ株式会社(英語表記:Sharp Corporation)
代表取締役 会長執行役員 兼 CEO:戴正呉
本社所在地:大阪府堺市堺区匠町1番地


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