▼ニュースのポイント
①GINZAFARMは「レール対応型FARBOT」を開発したことを発表した。
②今回、実証を行うパプリカハウスにレールが設置してあったことから、レール上をスムーズに走れるよう、車輪構造を新設計。
③実際に走行させてみたところ、レール乗り入れや往復がスムーズに行えた。
プロジェクトの一環で開発
3月11日、GINZAFARMは「レール対応型FARBOT」を開発したことを発表した。
同FARBOTは、「パプリカスマート商流実現と他社間連携による安定出荷体制の構築」プロジェクトの一環で開発されたものであり、宮城県内において実証も行われている。
新たなラインナップとして販売する見通し
同社は農業における生産現場の課題を解決するため、スマートアグリロボット「FARBOT」を提供している。
FARBOTは草刈りや農薬散布などを自動で行ったり、搭載されたセンサーを活用し農場データを取得したりすることに利用することが可能。
通信機能も搭載されており、リモートで操作やデータを可視化することもできる。
今回のレール対応型FARBOTは、収穫可能になったパプリカの個数を計測するために開発された。
AIが計測するパプリカの収量カウントは、パプリカの色味によって熟度の段階を分けている。
同機器の自動走行スイッチを入れておけばAIがカウント作業をすべて自動で行うため、作業時間を削減することができる。
今回、実証を行うパプリカハウスにレールが設置してあったことから、レール上をスムーズに走れるよう、車輪構造を新設計。
実際に走行させてみたところ、レール乗り入れや往復がスムーズに行えた。
GINZAFARMは今回開発した車輪のついたFARBOTを新たなラインナップとして販売する見通しとなっている。
(画像はプレスリリースより)
GINZAFARM プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
サービスロボットやドローンの開発から製造、販売を手掛ける企業。
マルシェプラットフォームや新規農業参入サポート「Farmup」の運営も行っている。
会社名:GINZAFARM株式会社
代表:飯村 一樹
所在地:東京都中央区銀座1-3-1 2F (インズ3)