▼ ニュースのポイント
①日本ディープラーニング協会が2022年第1回エンジニア資格「E資格」の結果を発表。
②今回の合格者は982人、合格率は74%。
③合格者は20代が最も多かったが、70代も3人が合格。
合格率は74%
日本ディープラーニング協会(JDLA)は3月10日、2022年第1回エンジニア資格「E資格」の結果を発表した。
2022年第1回E資格は、2022年2月18日(金)・19日(土)に行われた。
同協会の発表によると、今回の受検者数は1,327人で、合格者982人、合格率は前回(2021年第2回)の74.53%を若干下回る74.00%となった。科目別平均得点率は、応用数学63.41%、機械学習67.59%、深層学習63.97%、開発環境66.68%だった。
合格者の年代は20代から70代までと幅広く、年代別で最も多かったのは20代の396人、次いで30代の312人、40代の188人となった。また70代も3人が合格していた。
業種別の合格者数では、ソフトウェア業が最多で247人、次いで情報処理・提供サービス業217人、製造業182人と続いた。
職種別では、研究・開発に携わる人が最も多く422人、次いで情報システム・システム企画に携わる人の262人、学生88人などとなった。また役職別の合格者数では、一般社員級が571人と全体の約6割を占めた。
E資格の概要
E資格は、ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する資格試験。受験資格は、試験日の過去2年以内に、JDLA認定プログラムのいずれかを修了していること。試験時間は120分で、シラバスからJDLA認定プログラム修了レベルの102問が出題される。
試験は年2回開催され、次回のE資格試験は2022年8月26日(金)・27日(土)に行われる。
(画像はプレスリリースより)
日本ディープラーニング協会プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000028865.html▼ 協会概要
日本ディープラーニング協会は2017年にディープラーニングを事業の核とする企業が中心となって設立され、産業活用促進、人材育成などを行っている。
名称:日本ディープラーニング協会
理事長:東京大学大学院工学系研究科教授 松尾 豊
所在地:東京都港区芝公園1丁目1番1号 住友不動産御成門タワー9F