▼ ニュースのポイント
①データアーティストがマスヤへ「味覚設計プロセス」を提供。
②AIが生成した究極の味、おにぎりせんべい新製品「AIせんべい」。
③AIのアプローチがビジネス領域で新サービス開発。
やみつきになる味をAIが生成
人工知能を中心とした事業を手がけるデータアーティストが、米菓製品を全国に販売するマスヤへAIを活用した「味覚設計プロセス」の提供を行い、新たに「AIせんべい」を発売すると3月14日に発表した。
「AIせんべい」は、マスヤが「やみつきになる究極の味」を目指すに当たり、データアーティストのAI技術と新しい味覚開発アプローチによって開発された。
AIがコンセプトを体現
究極の味は、WEB上のレシピ情報からキーワード「やみつき」で検索し、8万2,000個におよぶレシピの調理食材をAIが学習。組み合わせた食材のシミュレーションは1兆回以上となり、AIはやみつき度99.8%の食材の組み合わせを発見した。
科学的に分析された「やみつきになる味」を、マスヤの研究スタッフがフレーバーに落とし込み完成させた「AIせんべい」は、ロングセラーのおにぎりせんべい新製品として全国のローソン店舗(一部店舗を除く)で3月22日から先行販売される。
ビジネス領域で新サービス開発
AIが生成する最適な組み合わせは、分析が可能なデータの収集により、インスタント食品やお菓子などでの味覚設計が可能となりコンセプトを体現できる。
また、ターゲットを絞った美容ドリンクの成分や、家族構成に応じた国内リゾートツアーなどの最適な組み合わせを算出でき、ビジネスでの応用は新製品の開発につながる。
(画像はニュースリリースより)
データアーティスト ニュースリリース
https://www.data-artist.com/news/p20220314.html▼ 会社概要
データアーティストは、人工知能開発事業やマーケティングコンサルティング事業、ソフトウェア事業を展開する企業。デジタル領域・マス領域のマーケティング課題など、さまざまな社会課題の解決を目指している。
社名: データアーティスト株式会社
代表取締役:山本 覚
所在地:東京都港区東新橋1-8-1