▼ニュースのポイント
①レボーンはJR東日本スタートアップと共に、「香りAIマイスター」サービスの実証実験を実施することを発表した。
②この実証実験では、ユーザー好みの香りを探し、商品提案を行うというサービスの検証を行う。
③香りAIマイスターを活用すると、専門家のように香りの表現や分類ができなくても、感覚的なイメージワードから好みの香りの商品へマッチングすることが可能になる。
ユーザー好みの香りを探し、商品提案を行う
2月28日、レボーンはJR東日本スタートアップと共に、「香りAIマイスター」サービスの実証実験を実施することを発表した。
この実証実験では、ユーザー好みの香りを探し、商品提案を行うというサービスの検証を行う。
今回は、コクミンと千葉ステーションビルの協力により、「KoKuMiN ペリエ海浜幕張店」で販売中であるシャンプーの香りを、調香師がプロファイリングとデータ化を行い、ユーザー好みのシャンプーをAIが提案する。
香りを定量的に表現することは困難
好きな香りを定量的に表現することは難しいと言われている。
そのため、香りがある製品を選ぶ際、基準になるのは感覚のみということに。
今回の実証実験では、香りの成分分析はもちろん、調香師がプロファイリングしたデータをAIに取り込み、定量的に表す。
定量的に表すことによって、香りの比較が可能になり、日々の生活に彩を添える自分好みの商品を選ぶことができる。
香りAIマイスターとは
香りAIマイスターにはレボーンが独自に開発したアルゴリズムを使用。
日常生活において我々がよく使う「フレッシュ」や「爽やか」というような香りのニュアンスと、調香師など香りの専門家が使う「Milky」や「Herbal」などの具体的な表現で、香りをより細分化した評価をつなげる機能を有している。
専門家のように香りの表現や分類ができなくても、感覚的なイメージワードから好みの香りの商品へマッチングすることが可能になる。
(画像はプレスリリースより)
レボーン プレスリリース
https://www.revorn.co.jp/▼会社概要
香りとAIやIoTとを結びつける研究開発を行う企業。
会社名:株式会社レボーン
代表:松岡広明
所在地:東京都渋谷区恵比寿南2-6-10