▼ ニュースのポイント
① 東京ドームで顔認証技術による入場・決済サービスの運用を開始
② NIST公式の評価レポートで世界最高水準の評価を獲得
③ 「KPASクラウド」と合わせることで各種IDを連携する独自の仕組みも開発
東京ドームで顔認証決済・顔認証入場が可能に
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(パナソニック)が、東京ドームで顔認証技術による入場・決済サービスの運用を開始すると、3月1日に発表した。
同サービスには、パナソニックの顔認証技術を活用した顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」の入場・決済・チケッティング連携のアプリケーションを採用。同クラウドサービスは、2017年4月28日に公開されたNIST公式の評価レポートで世界最高水準の評価を獲得しており、感染症対策として有効な接触機会の低減を実現しながら、東京ドームへの来場者の厳格かつ円滑な本人確認・決済を可能にし、スタッフの業務効率化にも寄与していく。
なお、顔認証決済は3月2日のオープン戦からすでに運用を開始。顔認証入場は3月25日の公式戦からの運用開始が予定されている。
顔1つで全てがシームレスにつながる新しいユーザー体験
「KPASクラウド」と合わせることで、各種IDを連携する独自の仕組みも開発され、顔1つで全てがシームレスにつながる新しいユーザー体験を提供。顔認証入場では、事前に登録した顔画像と、ゲートの専用レーンに設置された端末のカメラで撮影、顔を照合して入場を許可する。
また、顔認証決済は事前に顔画像とクレジットカード情報を登録し、支払い時に店頭設置の端末のカメラで顔を認証、登録されている顔画像と照合して本人確認を実施。PINを入力して決済を行う。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック プレスリリース
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パナソニックは主に白物家電分野に加え、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、リチウムイオン二次電池などの車載分野で事業を展開し、成長戦略を進め、顧客の価値につながる研究開発に取り組んでいる。
社名:パナソニック株式会社(英語名:Panasonic Corporation)
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本社所在地:大阪府門真市大字門真1006番地