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カルビーポテトがジャガイモ栽培の実証実験にソフトバンクの農業AIを導入 収量が最大1.6倍に増加

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カルビーポテトがジャガイモ栽培の実証実験にソフトバンクの農業AIを導入 収量が最大1.6倍に増加

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▼ ニュースのポイント
①カルビーポテトがジャガイモ栽培にソフトバンクの農業AIを導入して灌水最適化の実証実験を実施した。
②同農業AIは、IoTセンサーとAIを活用した農業従事者支援サービス。
③実証実験の結果、農業AIの有効性が確認された。

農業AIの有効性を確認
 ソフトバンクは2月16日、同社の農業AIブレーン「e-kakashi(イーカカシ)」が、カルビーポテトのジャガイモ栽培に導入され、灌水最適化の実証実験が行われたと発表した。

ソフトバンク


 カルビーポテトでは全国の生産者と契約してジャガイモを調達している。だが、近年、北海道の一部地域で干ばつによるジャガイモの収量減少が見受けられるため、3年前からデータを活用した栽培に取り組んでいる。

IoTセンサーとAIで最適な灌水タイミングを通知
 今回の実証実験は2021年6月~10月、北海道地区の圃場で行われた。

 実証で導入された「e-kakashi」は、IoTセンサーとAIを活用した農業従事者支援サービス。外部電源が不要な完全独立駆動式の端末で圃場から環境データを収集し、植物科学の知見を取り入れたAIで分析することで最適な栽培方法を提案する。

 実証では「e-kakashi」を活用し灌水作業を最適なタイミングで行うことの有効性を検証。

 効果を検証するため、圃場を、降水だけで水分を補う「慣行区」と、最適なタイミングで灌水作業を行う「試験区」とに分け、試験区では、最適な灌水のタイミングが生産者のスマホに通知された。

 実証の結果、試験区では、降水だけで栽培した慣行区に比べ、ジャガイモの収量が最大約1.6倍に増加し、「e-kakashi」による灌水管理の有効性が確認された。

 また「e-kakashi」の各種アプリの活用により、科学的な栽培と効率的な作業管理・指導を行う環境が整備されたとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ソフトバンク ニュースリリース
https://www.softbank.jp/


▼ 会社概要
ソフトバンクは、移動通信サービスの提供・携帯端末の販売、固定通信サービス・インターネット接続サービスの提供を行っている。

社名:ソフトバンク株式会社
代表取締役:宮川 潤一
所在地:東京都港区海岸一丁目7番1号


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