▼ ニュースのポイント
①アウロンパートナーズが個人資格歴のデジタル証明サービス「クラウドライセンス」を4月から開始。
②クラウドライセンスはブロックチェーン技術を使ったもので、改ざんが不可能。
③資格歴のデジタル化により、資格発行元の事務を効率化し、資格取得者の利便性と「個人の信用」を向上させることができる。
ブロックチェーン技術で「個人の信用」を保証
アウロンパートナーズは2月5日、ブロックチェーン技術を使ったクラウド型・個人資格歴のデジタル証明サービス「クラウドライセンス」を4月から開始すると発表した。
クラウドライセンスは、個人が保有するライセンス(資格・免許・受賞・単位など)情報に、ブロックチェーン技術を用いて改ざんを不可能としたデジタル証明を付与するというもの。
ライセンスのデジタル化により、資格発行団体は資格発行の事務を効率化でき、事務コストの削減などが可能となる。また資格取得者は、学修歴の携帯が可能となり、国内外における活躍や個人の信用証明をスムーズに行うことができるようになる。
学修歴証明のデジタル化に遅れをとる日本
現在、世界では学修歴証明のデジタル化が進んでいる。
「世界市民のための電子学生データ・エコシステム」を目的とする国際機関「Groningen Declaration Network(本部オランダ)」も設立され、30カ国が加盟。学修歴のデジタル証明ネットワークを相互に接続するなどしている。
デジタル証明の先端を走る中国では、紙の証明書に替えてデジタル証明が正式なものとして法整備されているという。
一方、日本では2022年1月に、デジタル庁などから「教育データ利活用ロードマップ」がようやく発表され、学修歴証明のデジタル化が世界から大きく遅れる状況となっている。
(画像はプレスリリースより)
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アウロンパートナーズ プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000060620.html▼ 会社概要
アウロンパートナーズは、就労支援事業者向けのマーケティング特化型就労フランチャイズや、企業向けの障がい者雇用促進コンサルティングなどを行っている。
社名:株式会社アウロンパートナーズ
代表取締役:木村一久
所在地:東京都港区新橋三丁目9番地10号