▼ ニュースのポイント
① 「2021年日経優秀製品・サービス賞」の表彰式で最高位の最優秀賞を獲得
② AIの歩行分析からそれぞれの高齢者に適した効果的な歩行運動を提供
③ 運動の自動記録やログインして歩くだけの簡単操作で、スタッフの負担も最小限に
2月2日の表彰式で最高位の最優秀賞を獲得
パナソニックがAI搭載の「ウォーク・トレーニング・ロボ」について、日本経済新聞主催の「2021年日経優秀製品・サービス賞」の表彰式で、最高位の最優秀賞を獲得したと2月3日に発表している。
「日経優秀製品・サービス賞」では、技術開発性や価格対効果性、業績寄与度、成長性、独自性、産業・社会へのインパクトの6項目が審査項目となっており、総合的に評価。2021年1月から12月発売分の製品・サービスを対象に、日本経済新聞や日経ヴェリタスなどに掲載された約2万点の中から約40点が選出・表彰される。
今回、AIの歩行分析からそれぞれの高齢者に適した効果的な歩行運動を提供し、多くの施設から好評を受けている「ウォーク・トレーニング・ロボ」が、最高位の最優秀賞を獲得した。
AI歩行分析で最適な運動負荷のトレーニングを提供
「ウォーク・トレーニング・ロボ」に搭載されたAIが、転倒や体力低下などによって歩行に不安を感じ始めた高齢者の歩行分析を行い、それぞれに最適な運動負荷のトレーニングを提供する。
また、介護施設や病院での利用を想定し、運動の自動記録やログインして歩くだけの簡単操作が可能でスタッフの負担も最小限に抑える設計になっている。トレーニングを継続できるように歩きたくなる外観デザインや、目標が見える画面などを採用しており、2018年には「IAUD国際デザイン賞2018 金賞」などにも選出された。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/topics/204553.html▼ 会社概要
パナソニックは主に白物家電分野に加え、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、リチウムイオン二次電池などの車載分野で事業を展開し、成長戦略を進め、顧客の価値につながる研究開発に取り組んでいる。
社名:パナソニック株式会社(英語名:Panasonic Corporation)
代表取締役 社長執行役員 CEO:楠見 雄規
本社所在地:大阪府門真市大字門真1006番地