▼ ニュースのポイント
①コグニティがAIサービス「COG-SALES(コグ・セールス)」の提供を開始。
②AIがトーク構成を分析、営業トークの質を見える化&データ化。
③トレーニングで改善できる項目をフィードバック、営業力の向上へ。
AIがトーク構成を分析
技術の力で人間が持つ「認知バイアス(思考限界)」を取り除くソフトウェアを開発するコグニティは、営業トークの質を分析できるAIサービス「COG-SALES(コグ・セールス)」の提供を開始したと2月9日に発表した。
同サービスにより、自分のトークの癖や改善点を客観的に把握でき、具体的で納得感の高いフィードバックを得ることで営業力の向上へつなげる。
難解なトーク分析に強い
COG-SALESは、商談・接客に求められる12の観点・25の検出項目で営業トークの質・構成の定量化を実現する。200社・20,000人を超える導入企業のノウハウを投入した分析データから、営業や接客シーン共通・汎用的に使える営業分析項目を新規に開発した。
人工知能の研究分野でのコグニティオリジナル技術「CogStructure(コグストラクチャー)」を使用し、トーク内の内容や構成を分析。高度・難解なコミュニケーションにも対応する。ヒアリング力やストーリー構成力、ロジカルな説明などトレーニングや事前準備で改善できるフィードバックが可能である。
トークの質を見える化・データ化
改善のためのPDCAサイクルは、録音した営業員のトークから音声ファイルをアップロードすると1~5営業日までに分析結果のレポートが出力される。フィードバックの機会を毎月1回ほど作り「導入ワークショップ」としてサポートが行われる。
蓄積されたデータは社内の成績と照らし合わされた「勝ちパターン分析」により、社内特有の傾向などから指導の標準化を導き応用力のある魅力的な営業トークへつなげる。
(画像はプレスリリースより)

コグニティ プレスリリース
https://cognitee.com/news/8801▼ 会社概要
コグニティは、AIでのビジネスコミュニケーション分析を行う企業。膨大な解析結果データベースを使い、接客・プレゼン・会議などの好成績者・チームの傾向をモデル化。定量的に比較評価する解析サービス「COGシリーズ」を提供している。
社名:コグニティ株式会社
代表取締役:河野 理愛
所在地:東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア407号室