▼ ニュースのポイント
① 「基幹業務システムシェアリング」実証プロジェクトを開始
② 調達、製造などの一連のプロセスを、クラウド上においてワンストップで管理
③ データ分析に基づいた経営判断や戦略の立案などに寄与も
中小企業向けのクラウド型基幹業務システムを新たに開発
シャープが1月上旬から、「基幹業務システムシェアリング」実証プロジェクトを開始していると、1月19日に発表した。
シャープは2021年3月から、「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」の「大阪ものづくり2.0」プロジェクトに参画。2022年1月から大阪府枚方市において、中小企業のDX化や生産性の向上を目指し、「基幹業務システムシェアリング」実証プロジェクトを開始した。
同実証プロジェクトを開始するためにシャープは、基幹業務システムの構築・運用から得た知見を活かして、中小企業向けのクラウド型基幹業務システムを新たに開発。調達、製造、在庫・出荷管理、販売、会計の一連のプロセスを、クラウド上においてワンストップで管理することを可能にしている。
データ分析に基づいた経営判断や戦略の立案などに寄与
同クラウド型基幹業務システムでは、受注と部材調達、製造、出荷の紐づけ管理ができ、顧客への納期回答や進捗状況に応じたアクションを迅速かつ的確に行うことが可能となる。
部材の入庫・商品の出荷に加え、在庫などの会社の資産などを日次レベルで把握できるようにするため、データ分析に基づいた経営判断や戦略の立案などに寄与していく。
(画像はプレスリリースより)
シャープ プレスリリース
https://corporate.jp.sharp/news/220119-b.htmlシャープのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000794.000012900.html▼ 会社概要
シャープは、電気通信機器・電気機器、電子応用機器全般、電子部品の製造・販売などを主な事業として展開。スマートライフや8Kエコシステム、ICTといった各セグメント別に製品やサービスを提供している。
社名:シャープ株式会社(英語表記:Sharp Corporation)
代表取締役 会長執行役員 兼 CEO:戴正呉
本社所在地:大阪府堺市堺区匠町1番地