▼ニュースのポイント
①アジラは自社が提供する「Asilla SDK」のアップデートを実行した。
②Asilla SDKは侵入検知から人物同定、違和感検知までがパッケージ化されたサービスだ。
③アップデートにより、MCT機能が追加され、検知精度がさらに向上した。
世界トップクラスの行動認識AIエンジン
1月28日、アジラは自社が提供する「Asilla SDK」のアップデートを実行した。
Asilla SDKは世界トップクラスの行動認識AIエンジンであると言っても過言ではない。
侵入検知から人物同定、違和感検知までがパッケージ化されたサービスだ。
侵入監視や不審行動検知はもちろん、人物捜索、ブラックリスト登録などが可能で、監視業務を幅広くサポートする。
APIによって既存システムをAI化することができ、既に使用しているカメラに導入することも可能だ。
掌サイズのエッジデバイスを設置すれば、リアルタイムでの処理ができる。
同エンジンを活用することで、監視業務を効率化することが可能になり、監視業務に関する労力や費用を削減ことができるとして、注目を集めている。
アップデートを実行
そんなAsilla SDKがアップデートにより、MCT機能が追加され、検知精度が向上した。
MCTはマルチカメラトラッキングの略称であり、街中に設置されている複数のカメラにおいて同一人物を追跡することが可能な機能だ。
カメラに写った動作の特徴を捉えて追跡するため、髪形や服装の変化、昼夜間を問わず人物の同一性を特定する。
マスクの有無や撮影日時が変わっても同一人物を特定することができる。
また、画角内での「違和感」行動の検知精度を向上させた。
特徴量抽出モデルや学習フローを改良することによって、画角内でスケボーや落書き行為などの違和感行動をこれまで以上に検知しやすくなったのである。
(画像はプレスリリースより)
アジラ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
行動認識AIのスタートアップ企業。
世界トップクラスの行動認識AIエンジン「Asilla SDK」を提供している。
会社名:株式会社アジラ
代表:木村大介
本店所在地:東京都町田市中町1丁目4-2