▼ニュースのポイント
①natはApp Storeにおいて「Scanat」をリリースし、サービスの提供をスタートした。
②このサービスはiOSデバイスに搭載されているLiDARセンサーを活用した、AI測量アプリだ。
③小規模な空間において計測が必要な業務で活躍するアプリとして期待が寄せられている。
見積もりや図面作成の経費削減が可能に
1月26日、natはApp Storeにおいて「Scanat」をリリースし、サービスの提供をスタートした。
このサービスはiOSデバイスに搭載されているLiDARセンサーを活用した、AI測量アプリだ。
通常、部屋のリフォームを行う際には、数人のスタッフが現地に足を運び、さまざまな箇所を計測して、見積もりや図面を作成する。
実際に受注できるかもわからないのに、多くの経費が必要になるところがクリアすべき課題であった。
このような課題を先端技術で解決すべく、一昨年からiPhone ProやiPad ProシリーズにLiDARが搭載されるように。
LiDARは Light Detection And Rangingの略であり、近赤外光や紫外線、可視光を対象物に照射し、その反射した光を光センサーでとらえて距離を測るとういう技術だ。
今回は、LiDARを活用するScanatが登場した。
さまざまな場面で活躍
Scanatが活躍する場面は多岐にわたる。
リフォーム見積もりに必要な計測はもちろん、中古賃貸マンションの3Dモデル作成、土地の簡易測量などに活用することができる。
また、引っ越し見積もり、大型家具や資材などを搬入する際の経路確認の際にも役立つ。
使い方はシンプルで、撮影するように画面上に表示される赤い部分をゆっくりと動かすだけだ。
小規模な空間において計測が必要な業務で活躍するアプリとして期待が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)
nat プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
LiDARセンサーを活用した3DスキャンニングのiOSアプリ「Scanat」を開発し、LiDARセンサーを活用したプラットフォーム作りを目指す企業。
会社名:nat株式会社
代表:劉 栄駿
所在地:東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F