▼ ニュースのポイント
①TechSwordがノーコードAIプラットフォーム「TechSword Platform」正式版の提供を開始。
②同プラットフォームは、非エンジニアでも画像認識AIを最短1日で開発・実装できる。
③同プラットフォームは、導入コストも安価。
AI人材の不足を解決
岡山大学発AIベンチャーのTechSwordは1月19日、AI人材の不足を解決できるノーコードAIプラットフォーム「TechSword Platform」の正式版を提供開始した。同プラットフォームは2021年12月にベータ版の提供が開始されていた。
簡単・低コスト
今回の「TechSword Platform」は、AIモデルを直感的な操作だけで開発・実装でき、導入コストも安価という優れもの。
学習データを準備し、「学習開始」のボタンを押すだけでAIモデルを開発。開発したAIは、ワンクリックでエッジデバイスにインストールされ、実装が完了する。このため、知識ゼロ・スキルゼロの非エンジニアでも独自の画像認識AIを最短1日で開発・実装できるという。
活用シーンもさまざまで、製造物の良品・不良品の分類や、建設現場における危険区域への立ち入り検知など、業界を問わず活用できる。
同プラットフォームの導入事例によると、自動車部品製造業では、複数パターンの不良品を検出するAIを、短期間で100%に近い精度で開発・実装。また、大手建設業では、作業現場に入る前に行う服装検査のAIを、短期間・高精度で開発・実装した。
(画像はプレスリリースより)

TechSwordプレスリリース
https://techsword.co.jp/posts/official-version-release▼ 会社概要
TechSwordは、2021年5月に現役岡山大学院生によって創業されたAIスタートアップ。「すべての人に、AIを。」をビジョンに、ノーコードAIプラットフォームの開発・運営・提供を行っている。
社名:株式会社TechSword(テックソード)
代表取締役:長島慶樹
所在地:岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学自然科学系総合研究棟6階