▼ ニュースのポイント
① 工場自動化の仕様認識ズレを防ぐ要件定義ツール「ROGEAR」の提供を開始
② 仕様書などのドキュメント作成とヒアリングを、テンプレート登録によって効率化
③ 動画や画像といった資料のアップロードも可能
あいまいな仕様打ち合わせによる認識ズレを防ぐ
ファースト・オートメーションが、工場自動化の仕様認識ズレを防ぐ要件定義ツール「ROGEAR(ロギア)」の提供を開始したと、12月27日に発表している。
製造現場においては、熟練の技術者頼りになっている属人的な製造工程によって、将来人手不足になることなどが懸念されており、そういった課題解決のために今後、産業用ロボットによる工場自動化が加速していくと考えられている。
工場自動化においては、ロボットSIerとクライアント間で同意した仕様に基づき、産業用ロボットへのシステムアップが必須だが、あいまいな仕様打ち合わせによって、双方間の認識ズレなどが生じていた。そこでファースト・オートメーションが今回、工場自動化の仕様認識ズレを防ぐ同ツールを開発・提供に至っている。
「ROGEAR」上で仕様に関わる情報などを管理
「ROGEAR」では、仕様書などのドキュメント作成とヒアリングを、テンプレート登録によって効率化。プロジェクトグループ内で、チームごとに仕様情報の管理もできる。
また、プロジェクトチームごとでチャットができることから、「ROGEAR」上で仕様に関わる情報などを一元管理することや、動画や画像といった資料のアップロードも行える。
(画像はプレスリリースより)
ファースト・オートメーション
https://first-automation.jp/ファースト・オートメーションのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000065047.html▼ 会社概要
ファースト・オートメーションは、自動化を加速させるプロダクトによって、生産現場の課題、工場自動化・ロボット業界の課題を解決する事業を展開。「安心安全で働きやすい現場の早期実現」というミッションのもと、工場自動化の未来を支えている。
社名:株式会社ファースト・オートメーション
代表取締役:伊藤 雅也
所在地:愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス