▼ニュースのポイント
①アスクはアメリカのOpenSpaceが開発した「OpenSpace」の取り扱いをスタートした。
②このツールは、AIを駆使して360度カメラで画像を撮影し活用することによって、建設現場や建築現場のプロジェクトを効率的に管理することができるというものである。
③OpenSpaceで重要視しているのは、現場での使いやすさだ。
AIを駆使したツール
1月12日、アスクはアメリカのOpenSpaceが開発した「OpenSpace」の取り扱いをスタートした。
このツールは、AIを駆使して360度カメラで画像を撮影し活用することによって、建設現場や建築現場のプロジェクトを効率的に管理することができるというものである。
AIは自動マッピング、建設の進捗状況の追跡、オブジェクト検索などの機能に活用されている。
ユーザーの居場所をAIが自動で把握して図面上へマッピングしてくれ、撮影した画像を基に作業量を自動計算してくれる。
建設現場において、資材や用具が行方不明になることが多々あるのだが、AIを活用したオブジェクト検索を使えば、目的の資材や用具がどこにあるのかすぐに見つけ出すことが可能だ。
現場での使いやすさを重視
OpenSpaceで重要視しているのは、現場での使いやすさだ。
カメラの電源を入れて現場で歩き回りながら、動画や静止画を撮影しメモをとるだけで、図面上の位置と自動で紐付けすることができる。
つまり、現場から離れた場所でも、現場の状況を360度の視野で確認することができるのである。
進捗状況をリモート環境でも確認することができるため、現場へ足を運べなくても大丈夫だ。
既存のツールと統合することも可能であり、データの共有も可能。現場の最新状況とBIMデータをブラウザ上で比較することも簡単にできる。
(画像はプレスリリースより)
アスク プレスリリース
https://www.ask-corp.jp/news/2022/01/openspace.html▼会社概要
電子機器や電子部品、コンピュータ関連機器、ソフトウェアの設計から開発、製造、販売、輸出入を手掛ける企業。
会社名:株式会社アスク
代表:武藤 和彦
所在地:東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11階