▼ ニュースのポイント
①デジタル庁がスマートフォン用新型コロナワクチン接種証明書アプリを公開。
②同アプリでは日本政府公式のデジタル版接種証明書の発行が可能。
③接種証明書の発行にはマイナンバーカードと暗証番号が必要なほか、接種時の市区町村が同アプリに対応していることも必要。
日本政府公式の証明書アプリ、ようやく公開
デジタル庁は12月20日から、App Store/Google Playにて、スマートフォン用新型コロナワクチン接種証明書アプリを公開した。同アプリでは、日本国内用と海外用に、日本政府公式のデジタル版接種証明書を発行することができる。
同アプリに対応するのは、NFC Type B対応(マイナンバーカードを読み取るため)で、iOS 13.7以上、Android OS 8.0以上のスマートフォン。アプリは、外部リンクのデジタル庁または厚生労働省のニュースリリースに記されたQRコードからインストールできる。
マイナンバーカードと暗証番号も必要
接種証明書はマイナンバーカードを読み取って発行するため、マイナンバーカードとカード受取時に設定した補助用の暗証番号4桁が必要で、海外用にはパスポートも必要。
また、接種時に住んでいた市区町村が同アプリでの接種証明書発行を開始していることも必要となっている。デジタル庁では、「よくある質問」の中で、同アプリでの接種証明書発行に対応している市区町村を発表している。
一度取得すればいつでも表示可能
発行された接種証明書には、氏名、生年月日、接種記録(ワクチンの種類、接種年月日、ロット番号など)が記載され、海外用にはパスポートの国籍や旅券番号も記載される。1度取得した接種証明書は、アプリを起動すればいつでも表示することができる。
(画像はプレスリリースより)
デジタル庁ニュースリリース
https://www.digital.go.jp/policies/posts/vaccinecert厚生労働省ニュースリリース
https://www.mhlw.go.jp/content/000868573.pdf