▼ ニュースのポイント
①大日本印刷が神田明神・AKIBA観光協議会公認の「バーチャル秋葉原」を開発し来春オープンする。
②バーチャル秋葉原では、リアルの秋葉原街と連動したさまざまなサービスを国内外に提供。
③バーチャル秋葉原へはスマートフォンやPCなどからアクセスでき、ユーザーはアバターでさまざまなインベントやライブに参加できる。
アキバカルチャーをメタバースで全世界に
大日本印刷は12月23日、千代田区秋葉原地域の活性化を目的に、近未来をイメージした公認の「バーチャル秋葉原」を開発し、2022年春にオープンすると発表した。
同社では、リアルとバーチャルを融合し新しい体験価値を提供する地域創生型XRコミュニケーション事業を推進している。
今回の「バーチャル秋葉原」は、千代田区の支援、神田明神・AKIBA観光協議会の公認を得たもので、リアルの秋葉原街と連動させ、AKIBA観光協議会とともに国内外にさまざまなサービスを提供する空間。
同社らはバーチャル秋葉原を推進しようとバーチャル秋葉原委員会を設立し、参加団体や企業を広く募るとしている。
リアリティとサイバー感が共存したXR空間
「バーチャル秋葉原」では、秋葉原のメインストリート「中央通り」と創建1300年の「神田明神」を、「XR空間」として構築し、リアリティとサイバー感を共存させる。
同空間へは、スマートフォンやPCなどからアクセスでき、ユーザーはアバターを通じて街や施設の探索、イベントやライブへの参加ができる。
自治体や参画企業も、各種商品の販売やサービス提供などを行うことができる。神田明神ではオンライン博物館にて、有形文化財社殿の高精細CGと所蔵の浮世絵を観覧できるようにするという。
なお、同バーチャル空間は、DNP「PARALLEL SITE」やDMM.com「Connect Chat」などで配信する予定という。
(画像はプレスリリースより)

大日本印刷ニュースリリース
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10161937_1587.html▼ 会社概要
大日本印刷は、印刷・情報技術を基盤に、書籍から包装、建材、エレクトロニクス、エネルギー、ライフサイエンスなどさまざまな分野の事業を展開している。
社名:大日本印刷株式会社
代表取締役:北島 義斉
所在地:東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号