▼ ニュースのポイント
①ユニ・チャームが「大人用おむつカウンセリング」を提供開始。
②スマホ撮影でAI採寸とLINEチャット診断で最適なサイズと商品を提案。
③体の状態や尿もれ状況などからAIが回答、よりよい介護環境を。
要介護者のおむつ選びをサポート
ヘルスケアやフェミニンケア・ペットケア関連製品などを手がけるユニ・チャームが、12月から最適な紙おむつ選びができる「大人用おむつカウンセリング」を開始したと、12月9日に発表している。
スマホとLINE、AIを活用した同カウンセリングにより、要介護者の体に合った紙おむつのサイズと商品を提案する。排泄介護の環境改善や介護者と要介護者間でのコミュニケーションが期待できる。
定期的な採寸で要介護者の状態変化も
商品選びは、LINEチャットトークで体の状態や尿もれ状況など複数の質問からAIが診断。これまでお客様相談センターへ寄せられた2万件以上の質問を分析し、機械学習したデータからアドバイスされる。
また、紙おむつのサイズは、スマートフォンで全身のサイズ採寸ができる「Bodygram」の画像や、直接入力したウエストのサイズからAIが計測して最適なサイズを提案する。適合するサイズが表示されないときは、お客様相談センターが対応してくれる。
これまで介護者が購入していた紙おむつは洋服や下着のサイズを参考にしていた。「大人用おむつカウンセリング」により体に適したサイズや吸収量の商品がわかり、尿もれによる不快感の解消やおむつの節約にもつながる。
(画像はプレスリリースより)
ユニ・チャーム ニュースリリース
https://www.unicharm.co.jp/▼ 会社概要
ユニ・チャームは、不織布・吸収体の加工・成形分野などで培った技術を活用し、ウェルネスケア・ペットケア・フェミニンケア・ベビーケア・Kireiケアの5事業を展開する企業。さまざまな世代に向けた商品やサービスを提供している。
社名: ユニ・チャーム株式会社
代表取締役:高原 豪久
所在地:愛媛県四国中央市金生町下分182番地