▼ ニュースのポイント
①MMD研究所が「医療機関のデジタル化に関する調査」の結果を発表
②調査の結果、医療機関などでの支払方法は現金が圧倒的に多く、77.5%がキャッシュレス決済を希望していた。
③マイナンバーカードの保険証利用では、認知は60代が多く、利用経験は20代が多かった。
現金支払86.1%
MMDLaboが運営するMMD研究所は12月16日、20歳~69歳の男女8661人を対象にした「医療機関のデジタル化に関する調査」の結果を発表した。これによると、医療機関や調剤薬局に対し、77.5%の人がキャッシュレス決済対応を希望していることがわかった。
今回の調査では、医療機関への普段の支払方法、オンライン診療の認知、お薬手帳アプリの認知、マイナンバーカードの保険証利用認知などについて調べた。
調査の結果、医療機関への支払方法として普段利用しているのは「現金」が86.1%と最も多かった。また現金以外の支払方法では、「クレジットカード・デビットカード」39.9%、「QR/バーコード決済」9.6%、「電子マネー」8.7%となり、キャッシュレス決済もある程度進んでいることがわかった。
医療機関や調剤薬局への支払方法でキャッシュレス対応を望むかとの質問に対しては、「そう思う」51.6%、「ややそう思う」25.9%となり、77.5%の人がキャッシュレス決済対応を希望していた。
マイナンバーカードの保険証利用認知度はシニア層が高い
オンライン診療の認知は87.2%、お薬手帳アプリの認知度は67.7%となり、ともに前年より上昇した。
マイナンバーカードの保険証利用認知は81.7%となり、年代別では60代男性90.9%、60代女性89.8%と、60代の認知度が最も高かった。一方、保険証としての利用経験では、20代男性18.0%、20代女性17.0%と、20代が最も多かった。
(画像はプレスリリースより)
MMD研究所ニュースリリース
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2014.html▼ 会社概要
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