▼ ニュースのポイント
①参天製薬がスマートフォンアプリ「瞳うるるスキャン」の提供を開始。
②「瞳うるるスキャン」は、AIが瞳のうるおい度をチェックし、対処法を紹介するアプリ。
③同社は、涙の質の重要性を知り、涙ケアに積極的に取り組んでもらおうと同アプリを開発した。
瞳のうるおい不足は涙の不安定性が原因
参天製薬は12月3日から、独自のAI画像認識技術で瞳のうるおい度をセルフチェックできるスマートフォン用アプリ「瞳うるるスキャン」の提供を開始した。
同社によると、目の表面を覆っている涙は薄い3層構造で、この3層のバランスが崩れると、涙が不安定な状態となり、目を均一に覆うことができなくなる「瞳のうるおい不足」となるのだという。
瞳がうるおい不足になると、睡眠の質低下や全身症状が現れるなど、日常生活に影響をもたらすこともある。だが、涙の質の重要性を理解している人は少ないのが実情という。
そこで同社では、涙の不安定性について知ってもらい、涙ケアに積極的に取り組んでもらおうと、自身の涙の状態を簡単かつ客観的に知ることができる今回のアプリを開発した。
対処法も紹介
同アプリでは、チャット形式でいくつかの質問に回答し、音声ガイドに従って目の動画を撮影。AIは、目の表面に移った風景像の歪みや滲みを検出し、自覚症状やリスクチェックの結果とあわせて、総合的に瞳のうるおい度を3段階で表示する。
また、結果に基づいて、眼科での診療内容やおすすめの一般目薬、簡単にできるケアを紹介。このほか、眼科専門医が監修した涙に関する情報や対処方法も掲載している。
同アプリは、プレスリリース内のQRコードまたは、App store/Google Playから無料でダウンロードできる。
(画像はプレスリリースより)
参天製薬プレスリリース
https://www.santen.co.jp/ja/news/20211203.pdf▼ 会社概要
参天製薬は、医薬品、医療機器の研究開発、製造、販売を行っている。
社名:参天製薬株式会社
代表取締役:谷内 樹生
所在地:大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪 タワーA