▼ ニュースのポイント
①ラックがTransmit Securityの「BindID」を提供開始。
②BindIDはユーザーID・パスワード入力不要の認証サービス。
③BindIDでは、自身のスマートフォンと生体認証を組み合わせ、スマートフォンをユーザーのアカウント認証器とする。
国内初 Transmit Securityの「BindID」を提供開始
セキュリティ対策の提供などを行うラックは11月19日、ユーザーID・パスワードの入力不要でオンラインサービスに安全にログインできる認証ソリューション「BindID(バインドアイディ)」の提供を開始した。
DXの進展に伴い、不正ログインによるサイバー犯罪被害が多発している。防衛策として、サービス提供側が生体認証を導入するにはコスト面で課題がある。このためユーザーはサイトごとに別々のユーザーID・パスワードを管理する必要があり、ログインが煩わしいものとなっている。
スマートフォンを認証器として登録
今回のBindIDは、米国のTransmit Securityが開発・提供する認証ソリューション。日本国内でBindIDが提供されるのは今回が初となる。
BindIDでは、自身のスマートフォンと生体認証を組み合わせ、スマートフォン本体をユーザー固有のアカウント認証器として登録し、認証を行う。これにより、ユーザーID・パスワードレスを実現し、ユーザビリティとセキュリティを高いレベルで両立させた。
BindIDはSaaS型の認証サービスのため、導入に当たって新たなシステムを構築する必要はなく、専用アプリのインストールなども不要。既に提供されているアプリに対しては、BindIDと連携するための僅かな追加改修を行うだけで、導入可能という。
(画像はプレスリリースより)
ラック ニュースリリース
https://www.lac.co.jp/news/2021/11/19_press_01.html▼ 会社概要
ラックは、セキュリティソリューションサービス、システムインテグレーションサービスなどを提供する情報セキュリティ分野のリーディング企業。
社名:株式会社ラック
代表取締役:西本 逸郎
所在地:東京都千代田区平河町2丁目16番1号 平河町森タワー
▼ 会社概要
Transmit Securityは、BindIDの提供により、パスワードレスでサイバー空間に変革をもたらそうとする企業。
社名:Transmit Security, Inc.
代表取締役:Mickey Boodaei
所在地:米国・ボストン