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OKIがAIによる配送計画自動化の試行運用を開始 コスト最小・ルート最適化を実現

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OKIがAIによる配送計画自動化の試行運用を開始 コスト最小・ルート最適化を実現

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▼ ニュースのポイント
①OKIがロンコ・ジャパンとともに「コスト最小型ルート配送最適化アルゴリズム」の試行運用を開始。
②同社は今年2月、実証実験により、分割配送による配送計画アルゴリズムの有効性を確認。
③今回のアルゴリズムには、新たに配送時間を店舗ごとに指定できる機能や、有料道路の利用有無を計算する機能を搭載した。

コスト最小型配送計画システム、2022年度に本格運用
 沖電気工業(通称、OKI)は11月1日から、ロジスティクス事業・運輸事業などを手がけるロンコ・ジャパンとともに、「コスト最小型ルート配送最適化アルゴリズム」の試行運用を開始する。

 2022年度には、同アルゴリズムを配送計画システムに組み込んだ本格運用の開始を予定している。

OKI


 物流の配送計画では、積載量、車両数、配送距離、納品時刻の遵守、ドライバーの業務量均等化などの多数要件を考慮して素早く立案する必要があるため、配送計画の自動化が求められている。

分割配送機能にコスト最小化機能などを追加
 同社は今年2月、配送計画の自動化に向け、分割配送による配送計画アルゴリズムの実証実験を実施し、その有効性を確認した。

 分割配送とは、ひとつの配送先拠点に、車両の空いたスペースを活用して複数の車両で荷物を届けるという配送方法。同アルゴリズムでは、配送先とその順番や、各車両の積載量最適化を実現していた。

 今回は前回のアルゴリズムに、新たに配送時間を店舗ごとに指定できる機能や、有料道路の利用有無を計算する機能を搭載。これにより、配送時間の遅延をなくしつつ各車両の仕事配分を均等化し、かつ、コストを最小化する配送計画の自動化を実現する。こうすることでカーボンフリーにも貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

OKI プレスリリース
https://www.oki.com/jp/press/2021/11/z21061.html


▼ 会社概要
沖電気工業は、情報通信、メカトロシステムなどの製造販売、システム構築、ソリューション提供などを行っている。

社名:沖電気工業株式会社
代表取締役:鎌上 信也
所在地:東京都港区虎ノ門1-7-12


▼ 会社概要
ロンコ・ジャパンは、物流関連、運送関連、人材関連などの事業を展開している。

社名:株式会社 ロンコ・ジャパン
代表取締役:福西 靖之
所在地:大阪市東成区東小橋1-11-10


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