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ローソンがAIを活用したレシート広告を配信 個々の価値観に合わせたデザインやキャッチコピーで訴求

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ローソンがAIを活用したレシート広告を配信 個々の価値観に合わせたデザインやキャッチコピーで訴求

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▼ ニュースのポイント
①ローソンが2022年3月からAIを活用したレシート広告を配信する。
②この広告方法では、AIが購入確率の高い会員を抽出し、その会員の価値観に合わせた訴求を行う。
③2021年8月に実施した新商品実験では、このレシート広告で、購入率が会員全体の平均の12倍になった。

従来の方法にAIをプラス
 ローソンは10月26日、会員データとAIを活用した広告配信事業を2022年3月から開始すると発表した。商品情報を顧客ニーズに即した形で提供するため、個々の価値観に合わせた方法で広告訴求を行う考えだ。

ローソン


 同社では従来、会員データの購買履歴、性年代・価値観などから対象商品に興味がありそうな客を推測し、割引券などを印字したレシート広告を発行していた。

 今回はこれにAIを加え、対象商品に興味を持つ可能性が高い会員を抽出し、価値観の特徴も抽出する。これにより、個々の価値観に合わせたデザインやキャッチコピーを印刷したレシートの発行を行う。

AIが購入確率の高い会員を抽出
 AIは、購買データから対象商品を購入した会員を特定し、この会員の過去の購買データ、性年代・価値観を分析。これにより会員の特徴を抽出し、購入確率予測モデルをAIが自動構築する。

 さらにこの購入確率予測モデルを用いて広告クーポンの対象者を抽出し、対象者の価値観に合わせたデザインとキャッチコピーを用いたレシート広告を発行する。

AIを使ったレシート広告で購入率12倍! 
 同社では、2021年8月に新商品実験を実施。実験では、購入の可能性が高い会員20万人をAIで抽出し、価値観に合わせて3パターンの広告を配信した。

 同実験のレシート広告を出さなかった場合では、AIが抽出した会員の購入率は、会員全体の平均購入率の4倍となった。またレシート広告を出した場合では、12倍の購入率となったという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ローソン ニュースリリース
https://www.lawson.co.jp/


▼ 会社概要
ローソンはコンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーンを展開し、国内だけでなく、中国、インドネシア、ハワイ、タイ、フィリピンにも出店している。

社名:株式会社ローソン
代表取締役:竹増 貞信
所在地:東京都品川区大崎一丁目11番2号 ゲートシティ大崎イーストタワー


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