▼ ニュースのポイント
①「Yahoo!ニュース」のコメント欄が健全化の強化に乗り出す。
②コメント欄ではこれまでも健全化に努めてきたが一部で実現できていなかった。
③今回の対策を強化では、「投稿停止措置」の厳格化とコメント欄の自動非表示機能の導入を行う。
誹謗中傷への対策を強化
ヤフーは10月19日、インターネットニュース「Yahoo!ニュース」が提供するコメント欄にAIなどの技術を最大活用し、誹謗中傷への対策を強化すると発表した。
「Yahoo!ニュース」では2007年からコメント欄を提供し、ユーザーが多様な意見を共有できるようにしている。ユーザーがコメント欄を安心して利用できるよう、健全な言論の場を提供する取り組みも行っている。
だが、一部のコメント欄では多様性や健全性を実現できていない状況があったことから、今回、AIなどを活用し、違反するコメントにはこれまで以上に厳正な対策を講じることとした。
「投稿停止措置」の厳格化などを実施
今回の対策強化では、「投稿停止措置」の厳格化を行い、記事単位でコメント欄を自動で非表示する機能も導入する。
「投稿停止措置」の厳格化では、「投稿停止措置」の対象を拡大し、繰り返し違反コメント投稿を行う悪質なユーザーに対し、これまで以上に厳格な措置を行うこととする。なお、投稿停止措置を受けたユーザーには、異議申し立てをする問い合わせ窓口も用意されているという。
コメント欄の自動非表示機能の導入は10月19日より行われる。この機能は、一定以上の投稿数がある記事のコメント欄を対象にしたもので、AIにより判定された違反コメント数などの基準に基づき、コメント欄が自動的に表示されなくなる。
(画像はプレスリリースより)
ヤフー ニュースリリース
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