▼ニュースのポイント
①トクイテンが「あいちロボットトランスフォーメーション」のロボットベンダーに選ばれたことを発表した。
②ロボットトランスフォーメーションは、種々の施設においてロボットを活用し、その事例を同県から発信するというプロジェクト。
③早速、今年の12月に、自律走行型運搬・噴霧ロボットの実証実験を行う見通しとなっている。
サービスロボットへの期待を継続させたい
10月25日、トクイテンは愛知県が推進するサービスロボット社会実装推進事業である「あいちロボットトランスフォーメーション」において、ロボットベンダーとして選ばれたことを発表した。
このあいちロボットトランスフォーメーションは、種々の施設においてロボットを活用し、その事例を同県から発信するというプロジェクト。
新型コロナウイルス感染症の影響により、サービスロボットへの期待が高まる中、この状態を一過性のものにして終わらせるのではなく、さまざまな生活の場面でロボットと協働する社会へと発展させたいという熱い思いを、ものづくり王国として知られる愛知県から発信する。
トクイテンはロボットベンダーに選ばれたことから、今年の12月に、自律走行型運搬・噴霧ロボットの実証実験を行う見通しとなっている。
早速、実証実験を行う見通し
同社が実証実験を行うのは、愛知郡東郷町に位置するトマト農園「Toma ROSSO TOGO FARM」。
ここの圃場内において、自律走行型運搬・噴霧ロボットが液体肥料や農薬の噴霧を行い、収穫物を運搬する。
現在人の手で行っている作業をロボットが行った場合、どれだけの時間が必要か計測し、どのような地面の状態であればロボットが安全に活動できるかを検証する。
また、人件費の削減や労働負荷の削減以外にもロボットの導入効果も検証する見通しだ。
(画像はプレスリリースより)
トクイテン プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
ロボットとAI、有機農業を掛け合わせたスタートアップ企業。
東京都と愛知県に拠点を据え、農業の自動化システムの開発から実装までを手掛け、有機ミニトマトの生産を行っている。
会社名:株式会社トクイテン
代表:豊吉 隆一郎
所在地:愛知県名古屋市中村区井深町1番1号 新名古屋センタービル 本陣街142号室