▼ ニュースのポイント
① 独自のAIチャットボット「BEBOT」を富山県に提供
② 外国人向けの観光情報などを24時間365日発信
③ 危機管理専用AIによって災害情報も多言語かつ自動で発信
訪日外国人への効率的な観光情報の発信が可能に
ビースポークが10月1日から、独自のAIチャットボット「BEBOT」を富山県に提供。外国人向け観光案内サービスを開始したと発表している。
富山県には世界的な山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」や、古き良き日本の原風景を現在に伝える「世界文化遺産 五箇山」などといった観光地が多い。しかし、観光産業は新型コロナウイルスの感染拡大によって大きな打撃を受けている。
観光産業の回復にはインバウンドの受け入れが欠かせないため、富山県は同AIチャットボットを県内全ての市町村と連携した。外国人向けの観光情報などを、24時間365日発信。旅マエ(計画)や旅ナカ(周遊)において、パソコンやスマートフォンで利用者が必要な情報をシームレスかつタイムリーに届けることを可能にした。
危機管理専用AIが災害情報を多言語かつ自動で提供
「BEBOT」は、ビースポークが独自開発した人工知能(自然言語処理)搭載のチャットボットで、ホテルではフロントスタッフに代わって多言語で自動対応するほか、空港では案内カウンターの行列解消やルート案内などを行う。
また、危機管理専用AIによって災害情報も多言語かつ自動で発信。被災報告を自動収集し、リアルタイムでの状況把握を実現する。
(画像はプレスリリースより)
ビースポーク
https://www.be-spoke.io/jp/ビースポークのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000018663.html▼ 会社概要
ビースポークは、世界15カ国からトップクラスの開発者を採用し、「BEBOT」を開発して国内外で展開。災害情報なども同AIチャットボットを通じて、政府や自治体に代わり、リアルタイムで多言語発信している。
社名:株式会社ビースポーク
代表取:綱川 明美
所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F