▼ ニュースのポイント
①日本ユニシスが小売店舗向け業務代行AIロボット「RASFOR」の新機能「棚割実態把握機能」を提供開始した。
②同機能では、ロボットが店内棚を撮影・解析し、実態をデータ化する。
③これにより、店内棚の陳列実態把握を、人手に頼らず、タイミング良く行うことができる。
AIロボットが棚の実態をデータ化
日本ユニシスは10月7日から、小売店舗向け業務代行AIロボット「RASFOR」の新機能「棚割実態把握機能」を提供開始した。
RASFORは、棚に並ぶ商品の売価・POP期限・品切れなどのチェックを行う自律走行型のAIロボット。
今回の新機能では、棚の陳列状況をRASFORが撮影・解析し、画像と数値データに出力することで、陳列在庫切れによる売上ロス防止と、データの可視化による業務改善を支援する。
棚の陳列状況を個別商品単位で把握できる
小売業では、店舗売上や商品陳列計画は既にデータ化されているが、店内棚の陳列実態把握については、ラウンダーによる視察などの人手に頼っている。このため、データ収集のタイミングにズレが生じ、店舗実態に即した売上増減の要因が分析できていなかったという。
そこで同社では、このような現場の課題を解決するため、RASFORの「棚割実態把握機能」を提供することとした。
同機能では、ロボットが撮影した棚画像から棚情報をCSVデータに変換し、棚割情報、品切れチェック情報、売価チェック情報の3種類に出力することができる。これにより、棚の陳列状況を個別商品単位で把握することができ、売り場改善や売上増につなげることができる。
(画像はプレスリリースより)
日本ユニシス ニュースリリース
https://www.unisys.co.jp/news/nr_211007_rasfor.pdf▼ 会社概要
日本ユニシスは、クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス、コンピュータシステムやネットワークシステムの販売・賃貸、ソフトウェアの開発・販売などを行っている。
社名:日本ユニシス株式会社
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所在地:東京都江東区豊洲1-1-1